日本でおすすめの市販薬(お腹の薬編)

皆さんこんにちは、東京都台東区、浅草国際通り沿いにありますブレズ薬局です。

前回のかぜ薬版に続いて、今回はお腹の薬についてご紹介します。お腹のトラブルは誰にでも起こるもので、その症状も様々です。仕事中や外出先、旅行中など、いつでもどこでもお腹のトラブルが起こりうるので、適切な薬を持っていると安心です。

吐き気やむかむか、下痢、便秘、腹痛など、お腹のトラブルは多岐にわたります。それぞれの症状に対応するためには、適切な薬を選ぶことが大切です。今回の記事では、各症状に対して特におすすめの薬をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ここでは、以下の市販薬を紹介します:

・太田胃散(健胃薬)
・ガスター10(胃酸減少薬)
・スクラート錠剤(胃粘膜保護約)
・液キャベ(胃粘膜保護約)
・トメダインコーワ(止瀉薬)
・ビオフェルミン下痢止め(止瀉薬)
・コーラック2(緩下剤)
・ビオフェルミン酸化マグネシウム(緩下剤)
・ブスコパン(鎮痙薬)

吐き気・むかむかにおすすめの薬

  1. 太田胃散
    • 特徴: 生薬を主成分とした胃腸薬で、胃もたれや胸やけにも効果があります。錠剤タイプと粉末タイプとがあります。
    • おすすめポイント: 天然成分を使用しているので安心して使用できます。消化剤配合で飲みすぎ食べ過ぎにはよい選択になります。
  2. ガスター10
    • 特徴: 医療用でも使われるガスターと同じ成分で、胃酸の分泌を抑える効果があります。即効性があり、すぐに効果を感じることができます。水無しでも服用できます。
    • おすすめポイント: 効果が早く、急な吐き気やむかむかに対応できるので、持ち歩きにも便利です。
  3. スクラート錠剤
    • 特徴: 胃粘膜を保護する成分が含まれており、胃の荒れや炎症を抑えます。錠剤タイプで飲みやすいです。
    • おすすめポイント: 市販の胃薬の中でトップクラスの胃表面保護作用があります。
  4. 液キャベ
    • 特徴: 液体タイプの胃腸薬で、速効性があります。胃のムカムカや胸やけに即座に効きます。
    • おすすめポイント: 液体なので、すぐに効果を感じられます。

下痢におすすめの薬

  1. トメダインコーワ
    • 特徴: 腸の動きを正常化する成分が含まれており、下痢を速やかに抑えます。錠剤タイプとフィルムタイプがあり、フィルムタイプは水無しですぐに服用できます。
    • おすすめポイント: 医療用としても使用されるロペラミドが配合されており、確実な効果を得られます。
  2. ビオフェルミン下痢止め
    • 特徴: ビオフェルミンに、ロートエキスなどの下痢止め成分が配合されます。11歳から使用できます。
    • おすすめポイント: 眠気などの副作用の心配がない、安心して使える下痢止めです。

便秘におすすめの薬

  1. コーラック2
    • 特徴: 錠剤タイプで、夜寝る前に服用すると朝に効果を発揮します。
    • おすすめポイント: 長期の使用は勧めませんが、短期的にはしっかりとした効果が得られるはずです。
  2. ビオフェルミン酸化マグネシウム
    • 特徴: 整腸剤であるビオフェルミンに、便を柔らかくする酸化マグネシウムを配合しています。
    • おすすめポイント: コーラックなどと違い刺激性成分を含まないので、長期でも比較的安心して使用できます。

腹痛におすすめの薬

  1. ブスコパン
    • 特徴: 胃腸の痙攣を抑える成分が含まれており、急な腹痛にも速やかに対応します。
    • おすすめポイント: 痛みを素早く和らげるので、急な腹痛に備えて常備しておくと安心です。

お腹のトラブルは突然やってきます。今回ご紹介した薬は、症状に応じて選ぶことができますので、ぜひ参考にしてください。薬を服用する際は、必ず用法・用量を守り、症状が改善しない場合は医師に相談することをおすすめします。